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事務所草子

かかる人こそは世におはしましけれと、ジャニーズのことをかきつくるなり。

20170221 スーパーロングヘアはお好きですか?

その他

伸ばしすぎた。


自分の背丈に見合わないほど髪を伸ばした。
ぶっちゃけるとヒップ超えてた。貞子もビックリしてくれると思う。

常に頭が重くて、首と肩が凝るわ乾かないわヘアアレンジもしにくいわの三重苦。デメリットしかないレベルの長さになってしまった。
自律神経グダグダ期間あったのが原因なのか摂取してる栄養が足りないのか、はたまた加齢なのか、だんだんと髪質も変化したような…。加えて、髪の毛が抜ける量が増えた気がする。ブラッシングする度に気になって仕方ない。
しかもまとめた時に筆先のようにシュッとなるだけならまだしも、なんか、細い。
源氏物語に大君という姫君がいて、年配の女房の髪の毛を見た彼女が「いつか自分もああなるのかしら」と老いを嘆いてたけど、今ならその気持ちが痛いほどわかる。考えてみたら大君とそんなに年が変わらないんだもんなあ。そりゃ衰えるわな。胸が痛くなる。ちなみに私は大君が一番好き。
平安の姫君とか約10kgの十二単の上に重たーい頭が乗っかってたんだよね。そりゃあ動きも緩慢になるってもんです。


そもそも何でそんなに伸ばしたかっていうと、ヘアドネーションに協力したかったからがひとつ。年齢的にもスーパーロングにする最後の機会かもと思ったのがひとつ。

ヘアドネーションというのは、抗がん剤治療や脱毛症・抜毛症などの病気、不慮の事故によって髪の悩みを抱える子どもたちや女性のために、寄付された人毛で医療用ウィッグを作り提供する活動です。(ホームページはこちら→online-fundraising-1
2013年の夏に一度切ってしばらくしたらもっと短くしようと思ってたんだけど、2014年の成人式頃にSNSでこの活動を初めて知って、せっかくならできるだけ長い髪を寄付しようと約3年半に渡って伸ばしました。
肩甲骨あたりに揃えてた毛先が今やヒップ下。ブリジット・バルドーよろしく頭のてっぺんで結んでも余裕で腰のあたりで毛先が揺れるぐらい。これで顔面がブリジット・バルドーだったらよかったけどね~~!世の中そう甘くない。


ロングヘアーって手入れに気を遣わないと正直すごく汚い、と私は思ってる。
伸ばしっぱなしでも「はい、ロング!」と言えるには言える。
ヘアドネーションの条件は「31cm以上」「日常的に手入れがされていること」だから、別に伸ばしっぱなしの状態でも構わないんだろうけど、夏は紫外線に曝され、冬は乾燥や摩擦によってダメージが蓄積され、気づけばすっかり枝毛の宝庫になっているのがロングヘアー。思わずカメラを起動してしまうほどの芸術的な枝毛を何度目にしたことか。
枝毛だったりパサつきだったりが目立つようだと、オシャレとかでそうしてるんじゃなく、単純に美容院に行かない人に思われるのが正直なとこだよね…。昇りのエスカレーターで前に立ってる人の髪の毛が目線に入ってきたり、何だかんだ毛先は他人から見えている。
だから、これから伸ばそうと思ってる人には定期的に毛先をカットするのを勧める。せっかく伸ばしてるのに~と思うかもだけど、そっちの方がキレイな状態を保ちながら伸ばせると思います。



※以下、髪の毛を写した画像があります。そういうの苦手な人は避けるか薄目で読むかで対処してください。




というわけで。
ヘアドネーションに協力してきました。
いつも行ってるところではなく、この活動に賛同している美容院へ。そういうとこだと切った髪の毛を協会に送ってくれるので、自分が何かする必要はないです。

切る前に記念として写真を撮ってもらうことに。
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「エッ?(高音)」という音が喉から飛び出した。座ってるとはいえ、これは…。
体感として、胸下ぐらいの長さは「長くなったなー」だけど、腰に差し掛かると「長い!重い!」になる。体の半分ぐらい髪があるから当たり前といえば当たり前か。
括ってばっかりだったから普段は感覚が薄かったけども、我ながらよく伸ばしたわ…としみじみ。


髪の毛をブロックに分けてゴムで括ったら、いよいよハサミを入れる段階に。
「じゃあ切りますねー」という美容師さんの声掛けがあった直後に髪束を切る独特の音が耳に響いたら、あとはされるがまま。鏡の中の自分をぼんやり眺めるだけ。

時間にして数分。
すべての束を切り終えた時、そこには尼削ぎの女が…!!*1

尼削ぎ【あまそぎ】とは
1.尼になった女性が、髪を首か肩の辺りで切りそろえること。また、その髪型。削ぎ尼(そぎあま)。
2.昔の少女の髪型の一つ。尼のように、髪を首か肩の辺りで切りそろえたもの。
現在のセミロングにあたる平安時代の髪型。

尼削ぎ【あまそぎ】の意味と例文(使い方):日本語表現インフォ

出家。

奇しくもタイムリーな話題だけど、わりとマジでその感覚だったというのは全力で伝えたい。
肩あたりで揺れる毛先を見ながら、枕草子の中宮定子とか源氏物語の女性に思いを馳せてしまった。身丈かそれ以上に伸びた髪をばっさり切るってものすごく強い意志がないとできないよなあ。


さて、今回はこのぐらいの長さが取れました。
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馬の尻尾みたい。
比較として手前に30cm物差しが置いてあります。50cmちょっとかな?長いとこだと60cm行くか行かないかぐらいっぽい。
切り取った長さ>残った長さだったから、まあ、なかなか。持たせてもらったら結構な重量感があって、今までこれが頭に乗っていたのかーなんてちょっと感動。
残念なことに切った後の写真を撮ってもらうのを忘れた。あのザンギリを記録に残しておかなかったのは悔やまれる。


その後は普通にカットしてもらう時と同じで、おしゃべりしながら整えてもらっておしまい。
ただ、例えばトリートメントとか、ヘアドネーションに協力した人に対して特典を付けてる美容院もあります。詳しいことは協会のホームページから確認してみてくださいな。
最終的にはGoogle先生に「ミディアム」で尋ねた時にずらっと出てくる画像のようになりました。もちろんあそこまでの顔面偏差値はありません!



そんなこんなで体験記でした。
5~6年ぶりに短くしたら身体が軽くなった。頭が羽みたい。首筋をくすぐる毛先に何だか不思議な感じ。
美容院直後に会った友人には「髪型だけリア充みたい!」と褒めてもらえたし、ロングの私しか見たことない人たちからも感触がよかったし、満足です。
あとは、わりと手間暇かけて伸ばしてきた髪がステキなウィッグに変身して誰かの笑顔を生み出してくれることを祈るばかり。
31cm以上って伸ばすにしろ切るにしろなかなか躊躇うけど、プロジェクトによっては15cm以上あれば大丈夫というものもあるらしいです。
大体は女性が寄付するけど中には男性のドナーもいるんだとか。
こういう活動があることがもっともっと広まってほしいなあ。
バッサリ切ろうと思ってる人がヘアドナーになるという選択を自然に視野に入れられるようになったらいいな、と思います。

*1:こちらの記事に詳しいです。→http://ameblo.jp/aiaia18/entry-10827148456.html