事務所草子

かかる人こそは世におはしましけれと、ジャニーズのことをかきつくるなり。

20150810 「便利なものほど、それを使える頭を育てないと意味がない。」

何だか少し騒がしい。
その手の話は私がオタクになった10年前から定期的に話題になる。
真偽は定かではないのに人は踊る。赤い靴を履いてしまったオタクの性なのかもしれない。足を切断できないのだから、ソース確認は怠ってはならない作業である。ソースが出せないならそれは疑ってかかっていいだろう。

二宮くんがMOREで連載している「It」でこんなことを言っていた。




これを読んで以来、自戒としている。
自分が痛いオタクなのは重々承知している。もう手の施しようがないところまで来てしまってるのもわかっている。だから、振り回されない頭を持っていたい。
「普通の男の子に戻りたい」
そう言ってステージにマイクを置いてほしくないから、少しでも長く輝く姿を見ていたいから、せめてオタクの品格を損なわないようにしたいと思う。

また、押し付けになってしまうけれども、彼らにも賢くあってほしい。
たまたまアイドルという職業に就いてるだけで色々なことが制限されるのは可哀想ではあるけども、その職に就いた以上、自衛に過剰になるくらいがちょうどいい。
あの話が真実であると仮定して話を進めるが、特にスマホ全盛期のこのご時世、個人情報を大切にし、見極める力を養ってほしい。それがきっと自分や仲間を守ることにつながるから。
このネットリテラシーは彼らだけでなく、すべての人に言えることでもある。
「便利なものほど、それを使える頭を育てないと意味がない」
この言葉に尽きる。

そんなことを思う丑の刻でした。